検索
最新の記事
以前の記事
タグ
記事ランキング
その他のジャンル
画像一覧
|
「立川吉笑真打計画01」行ってきたーー! 吉笑さんずっとちゃんと追っていきたいのに、 いろいろタイミング合わなくてここ最近ご無沙汰していた。 表参道の独演会は予定と場所がいまいち合わなくて行きづらく、 ソーゾーシーは最初にその勢いの乗れなかったらなんとなく その盛り上がりに気持ちが冷めちゃってnot for meという感じで。 あとたぶん私が毎週のように見ていたころの吉笑さんはかなり尖ってて、 そこから入った私はたぶんソーゾーシーの割と楽しそうで明るい 吉笑さんがしっくりこなかったところもあるのかなぁと思う。 だからこそ、この真打計画は発表されてから超楽しみにしていた。 私はやっぱり吉笑さんのこういうぐいぐい前のめりな企画が 好きなんだなーって思う。さすがに当時の尖りはもうないけれど、 それでもやっぱり独演会でノリノリでやってるのを見るのが 私は好きなんだなって思った。 ・落語家 ・留熊八と八熊 ・親子酒 仲入り ・イラサリマケー ※談笑師匠 ・カレンダー しばらくご無沙汰している間の新ネタはことごとく見られていないので ちょこちょこネタの名前を目にしていた「落語家」が見られて嬉しかった。 実のところ、一時期あまりに入れ子構造のネタが多すぎて、 ちょっとそのしつこさと反復にしんどくなってしまって 新ネタを楽しめなくなってたというのがあったのだけど、 (それもあってたぶんネタおろしの会のソーゾーシーを避けたのかも) 「落語家」はめちゃくちゃ私の好きな吉笑さんだった。 メタと入れ子構造が超いいバランスで、最高だったよーーー。 最初に「手動販売機」とか「カレンダー」とか「くじ悲喜」とかを 見たときみたいな気持ちになるネタだったな。 八と熊は途中で振り落とされそうになったけど、ぎりぎり耐えたのは 会場が広くて大きな舞台だったからかなと思う。 うまく言えないけれど、こういう複雑な話は連雀亭とかみたいな 小さなところで聞くと、しんどくなる感覚があるんだよなぁ。 途中ちょっと言い間違えてそうなのが気にはなったが。 あと個人的には私は吉笑さんがやる古典が結構好きなので、 親子酒聞けたのも嬉しかったな。独演会としてもよいバランス! 吉笑さんの親子酒初めてかなぁ?聞いたことあるかなぁ? 親子酒、立川流だと志ら乃さんや志の太郎さんのを何度か 聞いているのだけど、やる人で全然違うなっていつも思う。 個人的には志の太郎さんの、酒がのれんくぐっていく描写が 毎回新鮮に大好きで爆笑するのだけど、吉笑さんのもまた全然 違って面白かったな。遠方から酒が来て会話してる。わはは。 カレンダーは、うるう年を入れ忘れたパターンは実は あまり聞いたことがないかもしれない…? 八百屋さんが登場したのもあんまり私は見たことない気がするな。 タイミングによって微妙に内容が変わるから、これほんとに よく混乱しないなって思う。久しぶりに聞いたらなおさら。 いいネタだよなぁーーこれ。ほんとに古典になりうる。 ほかの人がやるとどうなるんだろう?って気になる。 (きっとほかの人には時期合わせて組み立てるってのが 出来ないからやれないのかなと思うが) そして談笑さん登場は盛り上がったー!!! 出囃子だけで「きゃぁ」って歓声上がってて幸せな空間だったねぇ。 あと1時間ぐらい残っているタイミングで「仲入り後、1席」と 言っていたので、はて仲入り後はなんか長いネタやるのかな? と思ってたらシークレットゲスト登場だった。 紋付き袴だったので、まるで口上できそうですね笑と。 談笑さんって、朗らかな人だよなぁ。 談笑さんから見る吉笑さんのこの真打計画の話とか、 談笑さんの真打昇進のころの話とか聞けて面白かった。 あとその話の流れの中で、弟子は好きとか嫌いとかじゃない、 可愛いんですよ、自分の子どもが好きとか嫌いとかないのと一緒、 というような話をされてて、そこに談笑さんの子弟観が出ていて とても素敵だなぁって思った。 イラサリマケーは、名前はよく聞けど、初めて聞いたと思う。 古典落語を現代にずらす改作が談笑さんの発明なのだと思うけど 個人的にはどうしても現代にずらされると世代間ギャップ みたいなの感じてしまったりするなぁとよく思う。 どのへんで笑うべきなのか悩むことが多い気が。 とはいえ、真打の落語を聞く機会が本当に減ってるので 久しぶりで嬉しかったねぇ。 全体で2時間強。ひさしぶりのがっつり独演会、 ハレの舞台って感じで楽しかったーーー。 次回は浜野矩随! 聞いたことはあるはずだけど吉笑さんのだっけな? たーのしみだーい。
by nanana_nanana2
| 2022-05-02 13:42
| 外出の記録
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||