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ここ1ヶ月ぐらいずっと気分がどんよりしていて、何をしてもあんまり楽しくないし やる気もないみたいな日々が続いていたのだけど、昨日お友達と会う約束を 久しぶりにしたら結構元気になったから、やっぱり適度には人に会わないと ダメだなーって思った。そのさらに1ヶ月前まではただただ体力的に疲弊しすぎていて ちょっともうそれこそ本当に昏々と眠りたい、みたいな意味でずっと静かにしていた のだけど、ある程度そういう体力的な休息がとれたら、今度は精神的休息が必要で、 そのときは他者が必要なのかもなーって思う。仕事で人には会っているわけでずっと 1人なわけじゃないからうっかり忘れて、延々引きこもる、みたいなことを してしまうわけだけど。休息のとり方は難しい。 ただ今週はどんよりはしつつも落語まわりがちょっと楽しい感じで。 ソーゾーシー 春風亭昇々、滝川鯉八、玉川太福、立川吉笑という新作をつくる人たちで落語会 やりましょう!と言って始まったソーゾーシー。第1回はレッドシアターでやって、 第3回は9月に新宿末廣亭の深夜寄席の時間帯?にやることが決まっていて、さあ 第2回はどうなるんだ?と思っていたら、WEB上で1週間特設サイトを作って開催だと! 詳細はこの日経電子版の記事に詳しい。 WEB上で遊ぶ「想像の海」 特設サイトで超深夜寄席 あと最終日には落語会もある。初日の開会式で募集したサゲのフレーズを使って、 落語(浪曲)をこの1週間でつくって披露しましょうという企画。 第2回ソーゾーシー『開会式』 で、サゲは「よっ!待ってました!」に決まり、明日が本番。私は会には行けないけど、 どうも配信もあるらしい。個人的には、ソーゾーシーは初回に行けなかったし、 第2回も行けないって早々にわかっていたし、なんとなく私呼ばれてないなーみたいな 気分になっていたのだけど、WEB上の企画は引きこもりがちだった今の私には ちょうどよく。結局全コンテンツ楽しんだもんなー。 土曜日の超深夜寄席のラインナップが 瀧川鯉八 「夜に口笛」 立川吉笑 「手動販売機」 春風亭昇々 「ぱんだ先輩」 玉川太福(曲師:沢村豊子) 「阿武松」 日曜日の日曜寄席が 春風亭昇々 「思い出の玉」 玉川太福(曲師:伊丹秀敏) 「地べたの二人〜湯船の二人〜」 瀧川鯉八 「永沢くん」 立川吉笑 「一人相撲」 だったのだけど、これを全部聞いてみて、あ!昇々さんは耳で聞く方がいいなって 思ったのが、今回の発見。「ぱんだ先輩」面白かったなー!テレビや落語会も含め、 何度か見ている昇々さんだけれど個人的にはいつもあんまりはまらず。 だけど耳だけで聞くと、表情や動きが見えないから情報が減ってとても聞きやすい。 落語会とかで見ていると、視覚情報が多すぎてくどいところがちょっと苦手 だったんだけど、声だけで聞けばそのオーバーな感じがたぶんわかりやすさに つながたんだろうと。逆に鯉八さんは耳だけではもうまったく話についていけず。 私は耳だけで聞くのがそもそもとても苦手なのもあって、 もう完全に振り落とされたなーって。 あと浪曲にかんして言うと太福ソーゾー宣言がたまらんかった!!! 太福ソーゾー宣言 私は太福さんのお師匠さんのことを知らなかったので冒頭の 私が二代目玉川福太郎に弟子入りしたのが二〇〇七年三月五日。 芸歴、十年四ヶ月と十三日。 そのうち、十年一ヶ月と二十五日という期間、私には師匠がいない。 という入りでもう完全にぐぐっと掴まれてしまった。 私が師匠と過ごした二ヶ月十八日という日々は、もちろん増えることも減ることもない。 私はこの一連の文章を電車の中で読んでいたのだけど、帰りのラッシュの電車の中で 危うく泣きそうであった… わたしは浪曲師として間違いなく、新作をやることで救われた。 こんな覚悟と気迫で臨んでいるのかぁと思って、本当にはっとした。そして新作をやる 意味をここに書かれているような観点で考えたことがなかったから、そうか、 「新作である」ということ自体にこんなに意味がある場合もあるんだなーって思って、 本当に感動した。師匠と過ごした日が「二ヶ月十八日」だなんてあまりに短い。 はたから想像するだけでもあまりに重く辛い。今読み直して、また今度は完全に泣いた… あとは5分の対談も各人個性が出ていて面白いけれど、 「ドライブ・ア・ショウショウ!」がとても「エモい」。 明日の千秋楽、配信見られるかなー?どんなネタに仕上がっているか超楽しみだねぇ。 この、1週間でネタ作る、作る過程をちょいちょい見せるっていうのはお笑いの人も やってくれるととても楽しいと思う…!
by nanana_nanana2
| 2017-07-21 00:56
| 日常の記録
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