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THE GEESEトークライブ「反省しない4」に行ってきましたよ。16日。 阿佐ヶ谷ロフトAにて。ゲスト、さらば青春の光。 私はもう絶対にロフト系のライブ(というか飲食を伴うライブ)には行かないと 過去に誓ったことがあって、たとえどんなご贔屓が出ていたとしても その誓いは守り続けてきたのだけど、今回いろいろ考えた結果それを破った! キングオブコントをテレビで見て、結果が出て、で、このタイミングで、 私はさらば青春の光を見ておきたかったから。 あとせきしろさんがさらば青春の光のことを「いつも笑ってしまう」と ツイートしていて、そんなせきしろさんもトークライブに出ると聞いたから。 で、前回は本当に本当嫌で嫌でたまらなかった会場の雰囲気も、 今回はさほどでもなくて、割と楽だった。おそらく客入りの余裕の具合に よるものと思う。あと覚悟して行っているし。だから普通に楽しめた。ほ。 そういえば全然関係ないけど、大黒天の大河内さんが普通に店員として 働いててびっくりした。バイトしてるのかしら? まず最初1時間ぐらいはTHE GEESEの2人による近況報告とかのお喋り。 主に、尾関さんのキャラ弁の話と、ちょこっとだけキングオブコントの審査員の 感想と、高佐さんの滝行の話と、野球盤の話。 久しぶりにTHE GEESEの2人をゆっくり見て、ああああ、そうだったよ、 私はそもそもTHE GEESEが大好きなんだった、と思い出した。 私が東京でライブに行くようになったのは間違いなく彼らがきっかけだ。 2人のお喋り、すっごい楽しかったな。 尾関さんのへらへらした感じと、高佐さんの、感情があるんだか ないんだかわからないような感じとが、なんだか猛烈に懐かしくって 嬉しくってとっても幸せな気持ちだった。 そしてやっぱりまじまじ見る高佐さんは美しいなぁと再び。 すぐ忘れてしまう、そのこと。 そしてお喋りしてるところ見てはっとしたけど彼らはやっぱり ボキャブラリーがものすごくインテリだなぁと思った。 圧倒的に漢語の出現頻度が高い。へらへら話しているように見える尾関さんだって やっぱり語彙豊富というか、感情や状況や場面を明白に言葉で説明するなーって。 尾関さんがキャラ弁のネタが不足してるという話をしていて、高佐さんが 勉強になるように、「ゲルニカ」とかはどうかと提案していたけど いくらなんでもゲルニカは地味じゃないかね!尾関さん案外ノってたけども! で、休憩挟んでさらば青春の光登場。基本的にキングオブコントの話。 嬉しかったなぁ。ほんとに行ってよかったって思った。 THE GEESEはまっすぐにキングオブコントの話を振ってくれたし、 さらばもはぐらかすことなくまっすぐに話してくれた。 すごくすごくいいタイミングでの、いい組み合わせでの トークライブだったんだなって思った。 さらばとトークライブやってほしいという声はもともと多かったのだ、と 登場するなりTHE GEESEの2人が言ってた。ほえー。 トークライブという場で話されたことをあまりに具体的に書き起こすのは ナンセンスだなと思うので加減が難しいのだけれど、とにかく私が 嬉しかったのは、さらばが、「悔しい」という気持ちと、 「自分たちは面白いコントをやった」という気持ちを持ってるっていうことを 知ることができたことだった。とくにさらばがやった「おっさん」について、 彼らはこだわってこだわって、強い意志をもってあれを披露したということが もう言葉の端々から伝わってきて、ああ、やっぱり自分たちの創ったものに、 ここまで絶大なる自信とこだわりを持っているんだなって思った。 いや誰しも表現者は持ってるのかもしれないけど普段あまりネタのことを 彼らは話題にしないから、森田さんの口から「オチは絶対あれにしたかった」 とか「あのネタを下ネタって批判する人いますけど、下ネタ自体が 笑いどころじゃないですから」って反論しているのを聞けたのは 本当に本当に本当に嬉しくて、一言一句聞き漏らしたくないと思った。 2週間前ぐらいにリハをしたときに達川のくだり(そのときはもっと連呼してた) についてはディレクターさんから(3年連続同じ女性の方が担当) 一応確認させてくださいって言われたらしい。でも結局全然OKだったと。 他にも直接的なフレーズは非常に多いネタだったけれど、別にどれも問題ない、と。 でも当初やろうとしていた「AV」は、VTRを提出した時点でダメと言われたそうで。 思うにおそらくフレーズやモノがダメというよりも、それによって他者に 迷惑がかかるのがダメなんだと思うんだよなぁ。AVに関しては、テーマではなく、 企業に迷惑がかかるってのがアウトな理由な気がする。 いやま、これは私の勝手な想像なのだけど。 前に、三四郎のネタをニコニコ動画にアップできないことがある理由についても、 マセキの作家さんが、暴言かどうかではなく、他の人に迷惑がかかるかどうかだ、と 言っていた。なんとなくそれに近い判断基準なのかなって思った。 放送後、さらばのところには2件ほどクレームのメールがきたと言ってた。 (最初、わんさかきた、みたいな雰囲気で話してたけど「何通?」って 尾関さんが聞いたら、実は「2件」っていう。うはは。) 1通は一応ファンです、みたいなていだけどめっちゃ長いやつ、と。 仕事オファー用のメールアドレスに届いているからそのつもりで読んでたのに 結局仕事の依頼じゃなくて「なんやこれ」となったと。 森田「せめて仕事くれ!」 そういえばさらばはAVがやっぱり「今年これいけるな」って思った一番のネタらしい。 「客ウケとかそういうんはわかりませんけど」って言いつつも。 あと高佐さんだったか尾関さんだったか忘れたけど、 「2本目は何するつもりだったの?」と聞いたらそこはやんわり話を逸らしていたなー。 そんなに聞きたくなかったからそれはそれでいいんだけど、やっぱり 言わないんだなって思って興味深かった。 1本目で終わってしまうとそのあと暇で、控え室はもはや誰が勝つか、 だれが何番のくじを引くかの賭場のようだった、と言ってた。 確かになー全然話も振られなかったしなぁ。 森田さんはバンビーノに負けたこと悔しがりつつも、打ち上げ会場行く 途中とかで「ダンソンッ!」って口ずさんでしまったり、 頭の中「ニーブラ!」でいっぱいになったりしてしまったから、 あれはもう仕方ないですわ、とも。 尾関さん調査によると番組終わってすぐの時点で、Youtubeにあげてある動画の 中でバンビーノの再生回数が圧倒的に多かったそうだよ。 それにしても今回、東口さんが喋ってるときの森田さんの苦い表情が やたら目立ったのがちょっと気になった。東口さんが饒舌なときに よくあることっちゃよくあることではあるような気もするけど、うむ。 あとはさらば青春の光ふぁいなるの話を少し。高佐さんが60万の花火を 上げた回を見ていたそうで、超笑った、と言ってた。 60万も事務所にお金あったんだね、という話をしたときに 彼らのお金の管理の仕方の話をしていて興味深かった。 彼らは本当に、新しい道を切り開きまくっているし、周囲に協力者が いっぱいいるんだなぁと改めて思う。すごいよさらば。本当に。 森田さんが、結局「また出たい」って思ってしまう、みたいなことを言ってて、 その言い方は「売れたいから」とかって言うより、純粋に賞レース楽しいんですわ、 コント作るの好きなんですわ、という雰囲気で、それを聞けたのもとても嬉しかった。 たまに彼らの前のめりな姿勢は、応援しているこちらが逆に苦しくなるぐらいの 前傾姿勢に感じられることがあるけれど、肝心の彼らはそれをごく自然に やっているんだなって思うと、彼らの才能とプロフェッショナリズムを 突きつけられてるような気持ちになる。打ち上げでシソンヌと森田さんが同じ テーブルになったときちょっと間が空くとやっぱりつい「あああああ」って 悔しい気持ちを吐き出してしまっていたらしいのだけど、 (で、シソンヌに「あっちのテーブル行けよ」と言われる) でもやっぱり彼らはとっても前向きでタフでかっこいい。 勝手にそわそわしてる自分自身が恥ずかしくって情けない気持ちになる。 彼らは私の想像なんかよりも何十歩も先を行ってて、彼らは本当に、プロだ。 最後はせきしろさんと、急遽出演したバッファロー吾郎Aさんが登場して、 いくつかゲームを。正直なところ私はこういう言葉遊び要素の強い企画が 超絶苦手で、それはなんとなく薄々感じていたけどやっぱりいざ 目の当たりにしてやっぱりー!想像どおりー!と思って半目になりながら耐えた。 森田さんの、よくわからないけど、なんとなく徐々にルール把握してちゃっかり 楽しんじゃうずば抜けた柔軟性と、よくわからないもののときには静かにしている 東口さんの様子を眺めることに徹しました。 森田さんの柔軟性は本当にえげつないし、東口さんの立ち居振る舞いには 私は圧倒的に共感するわけですけど。 ということで、さらば青春の光への愛を一人勝手に確かめまくった夜でした。 love you!
by nanana_nanana2
| 2014-10-19 01:16
| 外出の記録
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